こんにちは、はたてです!
インターンは様々な形式で行われますが、その中にグループワーク形式の内容がありますよね。
就活生複数人のチームを組んでその企業の新商品を考えたり、仮説の顧客課題に対して解決策を考えたりするやつです。
私が参加したインターンでは半分以上がグループワーク形式の内容だったので、色々な就活生と様々なお題に対して議論を重ねました。
そんなグループワークですが、当初私は大学の授業でも経験があったので正直問題無いだろうと余裕ぶっていました。
勿論上手くいった事も少しはありましたが、全体的な結果としては呆気なくボコボコにされてしまいましたね。
なので今回は私がボコボコにされてしまった要因となるインターンのグループワークでの失敗談を5つ紹介します。
皆さんは同じ失敗をしないように気を付けてくださいね!
- グループワークに関する他者の失敗談を知りたい方
- 他者の失敗を踏まえて自分の就活に活かしたい方
- 既にインターンに参加してグループワークでボコボコにされてしまった方
インターンのグループワークでボコボコにされた失敗談

それではいきなりですが、今回のメインテーマである私がインターンのグループワークでボコボコにされた失敗談についてご紹介します。
1. 自分が主に話してしまって他の方の話す時間を少なくしてしまった
私は自分の意見があると、どうしても主張したい性格でした。
なので自分から積極的に意見を主張出来る良い点がある一方、話しすぎて他の方の話す時間を奪ってしまうという改善点がありました。
実際にグループワークの場でも、自分が話しすぎて最終的に自分のアイディアがそのままチーム内のアイディアとして決定してしまった経験があります。
その結果、自分のアイディアの甘さを人事の方から指摘されてしまい、ボコボコにされてしまいました。
グループワークはチーム皆で議論して、1人では考えられないより良いアイディアを生み出す事が重要ですよね。
それにもかかわらず、自分1人で話し続けて他の方のアイディアを主張する時間を奪ってしまうのは言語道断です。
そこである日、私は自分自身が喋りすぎだと感じた時から、その後のグループワークで話す量を減らしてみました。
すると他の方の意見が多く出るようになり、各々の意見同士を組み合わせて面白いアイディアが生まれるようになりましたね。
自分の意見を主張する事は大切ですが、それと同時に他者の意見を聞く事も重要であると最終的には気づく事が出来ました。
2. 発言が少ない方に話を振れなかった
グループワークを進めているとチームメンバーの中で、よく発言する方とあまり発言しない方で明確に分かれてしまう事があります。
その際に当時の私は議論が上手く進んでいる事から、発言の多い方と中心に会話を進めてしまいました。
最終的にアイディアが出るなら一見問題無さそうな行動ですが、グループワークはチーム全員を巻き込んで行う必要があります。
チーム全員で考えた方がより良いアイディアが出るかもしれないですし、発言の少ない方も実は核心を得た意見を持っているかもしれませんからね。
なので過去に発表内容でボコボコにされたインターンも、発言数の少ない方にもう少し話を振って議論を活発化出来ていたら、また違う結果になったかもしれません。
ちなみに私が今まで参加したインターンやグループディスカッションを通して、他の方に話を振れる方は殆どいませんでした。
だからこそ、この意識を持てているだけでも他の就活生と大きな差別化に繋がると思います。

グループワークでは企業に自分をアピールしないといけないのに、他の方に話を振って本当に意味があるのか疑問に思う方もいるかと思います。
ですが、グループワークはチーム皆で協力して議論し、アイディアを創りあげる事が大切なので他の方に話を振る意識も重要ですよ。

しかも多くの就活生が自分をアピールする事に集中してしまうので、他の方に話を振れる方は本当に少ないです。
なので私にとっては単純に話を振るだけで企業側にアピール出来るコスパの良い行動だと思っていました。
3. 時間管理を失敗してしまった
グループワークで与えられるお題は、ちょっと考えてアイディアが出てくるほど簡単なものではありません。
なのでグループワークを行う上では、1つ頭に入れておかなければならない事があります。
それは、完璧なアイディアを考える事は基本的に不可能という事です。
グループワークでは良いアイディアを考える事よりも、時間内に発表出来る状態まで議論をまとめる事の方が大切だと私は思います。
勿論アイディアが適当になっても良いという訳ではありません。
全力で良いアイディアを考える事は大前提ですが、制限時間を考慮してどこかのタイミングでアイディアを確定させる必要があるという事です。
「もう少し時間をかけて考えればもっと良いアイディアになりそう」という思いがあっても現時点のアイディアを基に、そのアイディアの実現可能性を考えたり、発表準備をしたりなど他の作業に議論を切り替えなければなりません。
私はこの意識を持ちきれずに時間管理を失敗してしまった事が何度かあります。
アイディア出しの議論に時間をかけすぎて、そのアイディアをどのようにして実現可能性の高い内容にするのかという議論に時間を割く事が出来ない場面が幾度かありました。
その結果、アイディア自体は良いものが出来たけど、そのアイディアの実現可能性を説明する事は出来ませんでした。
そしてその実現可能性の低さを人事の方から詰められてボコボコにされるという結末です。
他のチームメンバーもアイディア自体をもっと良くしたいという思いが強かったようで、他の作業に切り替える提案をする方は少なかったですね。
なのでそのような時は自分から議論の内容を切り替える提案をして、チームを誘導するべきだったと思います。
4. チーム全員で同じ内容について議論してしまった
グループワークを行う際には企業側から何かしらの課題が与えられると思います。
そして就活生はその課題を解決させるアイディアを考えるべく議論をするのですが、私は当時チーム全員で同じ内容に対して議論してしまった事は大失敗だったと感じる事がありました。
なぜなら非常に効率が悪かったからです。
課題解決の為に考えなければならない事は1つではありません。
例えば「既存商品の改良」という課題が与えられていた場合、既存商品自体の調査やその会社の他商品ラインナップ、消費者ニーズの調査など色々と考えたり調べたりしなければならない事があります。
これらについて当時の私のチームは1つ1つ全員で同じ内容について議論をしていました。
議論を踏まえて何かアイディアが出るのならまだ良いのですが、1番最悪なのはアイディアが出ない時です。
チーム全員で「う〜ん」と黙って考えるようになってしまうのは、物凄く勿体無い時間の使い方だと思いましたね。
このような状態になるとチーム全員で議論した事はよく考えられた内容になるのですが、その他に考えなければならない事には時間が割けません。
そして、時間がかけられなかった詰めの甘い箇所を人事の方から指摘されてボコボコにされてしまいます。
その事に気づいて以降、私はチームに対して分業体制を提案するようにしました。
「メンバーの半分は消費者ニーズを調べて、残り半分は既存商品について調べよう」みたいな感じです。
このような行動を提案する事によって効率的にチームで議論する事が出来るようになりましたね。
5. 定義づけの議論に時間をかけすぎてしまった
グループワークにおける課題の定義づけの必要性は多くの就活サイトで紹介されていると思います。
この定義づけはチーム内の認識を統一させる良い点がある一方で、定義づけがまとまらないと本題の議論に中々進めないという注意点があります。
私がグループワークを行う中でも、よく他のメンバーから「課題の定義づけをしましょう」という提案がありました。
そこで時々発生したのが、定義づけに時間をかけすぎてしまって、本題の課題解決に向けた議論や発表準備の時間が減ってしまう事です。
定義づけに時間がかかってしまう主な要因としては、チームメンバー同士で課題に対する最初の認識が異なる事でした。
例えばこんな課題を企業から与えられたとします。
弊社がメインターゲットとする30代女性に対して、新商品を展開するならどのような商品が良いか
この課題の「30代女性」について定義づけの議論が始まった時に、ある就活生はこの女性を30代前半と考える一方で、別の就活生は30代後半と考える場合があります。
ここで30代女性に関して議論が白熱してしまうと、本題に時間が使えなくなってしまいますよね。
私の時はこのような意見の違いから定義づけの議論に時間を多く割いてしまいました。
そして時間切れになり、後は「チーム全員で同じ内容について議論してしまった」の箇所と同じように人事の方からの指摘でボコボコにされるという流れの完成です。
こういう時は別に女性が30代前半でも、後半でもどちらでもアイディアは考えられるので、早めに議論をまとめてチームを本題の議論に誘導するべきでしたね。
インターンのグループワークでボコボコにされるのを防ぐ為の対策

殆どの就活生は私と同じようにインターンのグループワークでボコボコにされたくはないと思います。
ボコボコにされるとその後の就活のやる気低下に直結するので、なるべく避けたいですよね。
なのでこちらではボコボコにされるのを防ぐ為の対策を紹介します。
参考になる方法があれば是非真似してくださいね。
1. 複数のインターンに参加して経験を積む
インターンのグループワークでボコボコにされない為に、グループワークの練習を実施する方がいると思います。
勿論練習は大切です。
練習無しに本番は上手くいきません。
ですが練習ばかりにならないように注意してください。
練習を通して判明する自分の課題はありますが、それに加えて本番に挑んだからこそ判明する課題もありますからね。
また、本番を経験するといっても1回2回では足りません。
私も就活生当時そうでしたが、本番を経験する度に新しい課題が判明しました。
なので練習だけでなく本番の経験も積みながら少しずつ対策を進める事をお勧めします。
2. 1回1回反省点を明確にして次回迄に改善する
特別感の無い当たり前の方法だと思った方も多いでしょう。
ですがやはりこの基本的な方法が効果的だと私は思います。
インターン毎にグループワークでの反省点を明確にして、次回のインターン迄にその反省点を改善させましょう。
反省点は人によっては複数ある場合もあるので、その際は出来る限り全ての反省点に対して次回迄に改善させたいですね。
ですがいきなりこのような行動を実行しようとしても、大きな負担に感じてしまう方もいるでしょう。
そのような方は先ずは1つでも良いので、グループワークの反省点を明確にして、その1つを次のインターン迄に改善させてみましょう。
たった1つだけでも皆さんの就活力向上には繋がるはずですよ。
またインターンへ参加したらグループワークに関する反省点の確認だけでなく、インターン全体に関する反省点の確認も忘れずに実施しましょう。
このような復習の作業を実施する事で自分の就活力を確実に向上させる事が出来ますからね。
以下の記事ではインターンへ参加した後の復習でやるべき事を紹介していますので、是非参考にしてください。
3. 自信満々の気持ちで挑む
精神論という事で距離を置く方がいるかもしれませんが、先程紹介した2点と同じくこの要素も非常に大切だと私は思います。
自分を過剰に過小評価して不安を抱き、発言が出来なかったり、チームに貢献出来なかったりして最悪の状況を自ら作ってしまうのは非常に勿体無いですからね。
なので自信満々の気持ちでグループワークに挑む事をお勧めします。
またもし仮に貴方が話し下手であったり、積極的に議論に参加する事が苦手であったりして、あまり自信が持てないという性格でも大丈夫です。
グループワークのチーム内に顔見知りがいなければ全員初対面なので、貴方がどういう人間なのかはチームメンバーの誰もが分かりません。
インターンのグループワークの時だけ自分の性格に嘘をついて、いつもと全く違う性格の人間を演じても誰も気づかないでしょう。
であれば、いつもは自信が無い方でもそのグループワークの時だけ自信満々の気持ちで挑む事が出来れば、いつも以上の実力を出す事が出来ると思いますよ。
インターンのグループワークはボコボコにされない為に完璧に対策してから挑むべきなのか?

ボコボコにされるのを恐れて対策を完璧にしてからインターンのグループワークに挑もうと思っている方もいると思います。
ですが私の意見としては、対策が不十分であっても挑むべきだと考えています。
そのように考えるのは以下3つの理由があるからです。
- 対策を完璧に近づける為にはある程度の実践経験も必要な為
- 対策を完璧にする迄に、そもそも時間がかかる為
- ボコボコにされる事も対策を進める上で必要な為
1つずつ詳細を説明します。
1. 対策を完璧に近づける為にはある程度の実践経験も必要な為
「複数のインターンに参加して経験を積む」で説明した通り、対策をするには練習だけではなくある程度の実践経験も必要である事をお伝えしました。
練習と実践の両方の経験を積んで対策を進めようという話でしたね。
つまりは対策の進捗度合いが途中であっても実践経験を積む為に本番に挑戦する必要があるので、対策が完璧になるまで待つ事は出来ません。
対策が不十分な状態では不安な気持ちも大きいとは思いますが、対策を前に進める為にはその不安を乗り越えて本番に挑んでほしいと私は思います。
2. 対策を完璧にする迄に、そもそも時間がかかる為
今この記事を読んでくれている就活生の皆さんは、自分の対策が完璧だと思える瞬間はいつ頃訪れると思いますか?
1、2ヶ月でその瞬間は訪れますか?
私の考えとしては、最低でも半年は時間がかかるのではないかと思います。
人によっては就活期間中に対策を完璧に出来ない可能性もあるかもしれません。
そんな事を踏まえると、対策が完璧になってからグループワークに挑戦しようとしていたら、いつまで経っても本番に挑戦出来ない状況になってしまいます。
特にサマーインターンは絶対に参加出来ないですよね。
なので対策が完璧になってからグループワークに挑戦しようと思っている方は、その考え方を大きく変える必要があります。
対策が不十分な状態でも挑戦しなければいけない事を受け入れてください。
また、対策が不十分で準備不足な状態でも挑戦しなければいけないのは、インターンのグループワークに限った話ではありません。
面接においても完璧な対策を待たず準備不足な状態で挑戦し、少しずつ自分の面接力を向上させる必要があります。
とはいえインターンとは違って面接はその結果次第で内定に直結する事から、本当に準備不足な状態で挑戦しても良いのか迷う方もいると思います。
そんな方に向けて以下の記事では、準備不足の状態で面接本番に挑戦する事に対する私の意見と、お勧めする面接の対策方法について紹介しています。
面接対策がまだ完璧ではないという方は是非こちらの記事の内容も参考にしてください。
3. ボコボコにされる事も対策を進める上で必要な為
就活に限らず成長する為には現状の反省点を明確にして、改善する作業を繰り返す事が必要です。
だからこそ時にはボコボコにされて自分が何を反省しなければいけないのか明確に理解する事も必要になります。
勿論ボコボコにされてしまうのは私も嫌です。
しかしボコボコにされる事を過度に避けてしまうと寧ろ成長の機会を失ってしまう可能性があります。
なので私はボコボコにされる事から逃げるのは絶対に避けた方が良いと思っています。
対策が不十分でボコボコにされてしまうかもしれませんが、それも自分の就活力を上げる為に必要な良い経験の1つとして認識して頂きたいですね。
まとめ
今回は私がボコボコにされてしまった要因となるインターンのグループワークでの失敗談を5つ紹介しました。
ポイントをまとめますと、以下の通りです。
- 自分が主に話してしまって他の方の話す時間を少なくしてしまった
- 発言が少ない方に話を振れなかった
- 時間管理を失敗してしまった
- チーム全員で同じ内容について議論してしまった
- 定義づけの議論に時間をかけすぎてしまった
今回の記事を参考にして頂き、皆さんは私と同じ失敗をしないように気をつけてくださいね!



