こんにちは、はたてです!
就活では一般的に大学3年生の3月頃に本選考に関する情報が解禁されるのですが、その時期の前から内定を獲得する事が可能です。
早期内定というやつですね。
皆さんもこのキーワードは知っているのではないでしょうか。
しかし一方で、早期内定を獲得する事によるメリットについて具体的に把握出来ている方はどれ程いるのでしょうか?
通常よりも早い時期に内定が獲得出来るという単純なメリットだけではないのですよ。
メリットは他にもあるんです。
今回はそんな早期選考を通じた早期内定を獲得する事で得られるメリットについて5つの内容を紹介します。
これから早期選考を受けようと思っている方は是非今回の記事を参考にしてください。
- 早期内定を獲得するメリットを知りたい方
- 早期内定を獲得する事で自分の就活がどのように変わるのか知りたい方
- 早期選考を受けようか迷っている方
早期選考は受けるべきなのか?

そもそも早期選考は受けるべきなのか、それともまだ選考対策が準備不足で自信が無いから受けないべきなのか、悩む方もいらっしゃると思います。
私の意見としては、早期選考のチャンスを獲得する事が出来たら絶対に受けるべきです。
なぜなら、通常よりも早い時期に内定を獲得出来るチャンスがあるなら、それを活かさない手は無いからです。
最終的に同じ企業から内定を獲得出来るとしても、その獲得出来る時期によって自分の精神状況は大きく変わりますからね。
早い時期に内定を獲得出来る程、圧倒的に気持ちが楽になるでしょう。
この後で説明しますが、早期選考を通して早い時期に内定を獲得する事で様々なメリットを得る事が出来ます。
また、たとえ内定を獲得出来なかったとしても次の本選考に向けた学びを得られる事も、私が皆さんへ早期選考の挑戦をお勧めするポイントですね。
なのでもしチャンスを得る事が出来たら、早期選考を受ける事を強くお勧めします。
早期選考を通じて早期内定を獲得するメリット

先程の内容でも簡単に触れましたが、早期選考を通して早期内定を獲得する事で様々なメリットを得る事が出来ます。
早期選考を受けるべきか悩んでいる方は是非こちらの内容も参考にしてください。
今回は5つのメリットを紹介します。
1. 内定が貰えない不安の解消
早期内定を獲得して得られたメリットの中で1番大きいのはコレです。
内定企業が1社でもある状況と0社の状況では精神状態が大きく異なります。
内定0社の時は、このままだと就職出来なくてニートになるのかもしれないというような恐怖感がありますからね。
私も早期内定を獲得する迄は、このまま最後まで内定が取れないのではないかと不安で一杯でした。
しかし早期内定を獲得した後は、最悪この後の面接が全部落ちたとしても就職は出来るという気持ちでいられたので、内定0社の時よりも明らかに気持ちは楽でしたね。
2. 志望企業により集中出来る
早期内定を獲得する事で、その後の就活では挑戦する企業を絞り込む事が出来ます。
内定0社の時はとにかく1社内定を目指して、多少興味の薄い会社でも応募せざるを得ない状況となってしまいます。
しかし早期内定獲得後は内定企業以上に興味の薄い会社は全て持ち駒から除外する事が出来ますよね。
興味のある企業を中心に選考を進める事が出来るので、かなり効率的な就活が出来るようになりますよ。
3. 更に難易度の高い企業に挑戦出来る
早期内定獲得によって最低限就職出来る状況になれば、その後の就活は少しチャレンジングな行動を起こす事が出来ます。
例えば今まで自分には難しいだろうと思っていた企業に挑戦してみるとかですね。
もし挑戦して落ちてしまっても内定企業があるわけですから、内定0社の時よりも挑戦しやすい状況だと思います。
失敗しても損は少ないし、逆に成功すれば給与等の条件面がより良い企業で働けるので、チャレンジしてみる価値は十分にあると思います。
4. 自分の本音ベースで企業を探せる
内定0社の時はとにかくどの会社でも良いから内定を獲得する事に必死になります。
そうなると自分が希望する条件に劣る企業でもとにかく1社内定という気持ちが先行して、自分の本音とは異なる企業を持ち駒に含めてしまっているのではないでしょうか。
例えばこんな思いを抱えている方はいませんか?
- 内定獲得の可能性を高める為に全国転勤有りの総合職を中心に応募しているけど、本当は転勤したくない。
- 選考で自分の経験が説明しやすいから大学で勉強していた分野と関係性の強い企業を中心に応募しているけど、本当は全然違う分野の企業に興味がある。
- 趣味の旅行に沢山行ってプライベートを充実させたいから、平均年収で1,000万円貰える企業で働きたい。
上記のような思いを持っていても、内定0社の時はどうしても現実的に内定を取れそうな企業も含めて持ち駒を考えてしまうでしょう。
しかし1社でも内定が獲得出来れば、上記のような自分の本音を基準に就活が進められます。
今後は転勤無しの企業しか受けないとか、持ち駒を平均年収1,000万円以上だけの企業にするとかのように、自分の本音を中心にして今後の就活の戦略を立てる事が出来ますよ。
場合によっては早期内定を獲得した後に、改めて自分はどのような企業に入社したいのか考え直しても良いかもしれませんね。
今までも自分がどのような企業に入社したいか分析していたとは思います。
ですが改めて自分の本音ベースで考えてみると、また違った分析結果になるかもしれませんよ。
内定0社の恐怖が無い状態で改めて分析した結果が、本当に貴方が働きたい企業かもしれませんね。
5. 内定の獲得方法が分かる
様々な就活サイトで紹介されているように内定を獲得する為には自己分析や企業分析など色々とやる事があります。
しかしやるべき事は分かっていても、実際にどうやれば内定を獲得出来るのか分からない方は多いのではないでしょうか。
そのように思うのは自分自身が内定を獲得した経験が無いからだと思います。
ですが自分の力で1度でも内定が得られれば成功事例を身をもって理解する事が出来るので、今後はその事例を真似て就活を進めていけば良いという1つの指針になるでしょう。
そうすれば更なる内定獲得に向けて今までよりも、より効率的に動けるようになります。
勿論全ての企業に対してその成功事例が当て嵌まるとは限りませんが、成功事例を知っているだけでも他の就活生と比較して十分有利に就活が進められますよ。

1社でも内定が獲得出来れば今までやってきた就活の進め方が間違ってなかったという証明になるので、自分の就活のやり方に自信を持つ事が出来ますよ。
早期選考で内定を獲得する為の対策

これまでの内容を通して「早期選考を受けたい!」、「早期選考を通じて内定を獲得したい!」と考えるようになった方もいるでしょう。
そのような方々が次に考える事は、「じゃあどうやったら早期選考で内定を獲得出来るの?」という方法に関する話だと思います。
本来であればこちらでその方法について紹介するべきなのですが、残念ながら今回は紹介出来ません。
なぜなら、早期選考に向けて特別な選考対策は必要無いからです。
私は早期選考を受けた経験がありますが、早期選考だからこそ対策しなければならない事項はありませんでした。
あくまで一般的な本選考の内容と同じです。
なので早期選考での内定獲得率を上げたい方は、通常の選考対策を強化する事で対応出来ます。
皆さんご存知のES対策や面接での質問対策をしっかりやり込めば大丈夫です。
本選考の対策に関してお困りの方は、私が作成した別の記事で様々な選考対策について紹介していますので、是非参考にしてください。
「早期選考は対策のスピード感が大事」
早期選考の対策は一般的な本選考と同じと説明しましたが、唯一違う要素があります。
それは対策のスピード感です。
考えてみれば当たり前の話なので、難しく構えないでくださいね。
基本的に早期選考は一般的な本選考よりも早い時期に実施されます。
しかも早期選考はかなり前倒しで実施される可能性が高いでしょう。
一般的な本選考が大学3年生の3月から4月頃であれば、早期選考は1月から2月、もしくはその前の年から実施される可能性もあります。
そしてその分、選考対策にかけられる時間が少なくなってしまうのです。
だからよりスピード感を持って対策を進めなければ早期選考に間に合いません。
本気で早期選考からの内定を狙う方は、このスピード感も意識しながら今後の選考対策の計画を立ててみてくださいね。
準備不足の状態で早期選考を受けるのが不安な方へ

ここまで私はチャンスがあれば早期選考を受けてみる事をお勧めしてきました。
しかし準備不足による不安から早期選考を受ける事を躊躇ってしまう方もいるのではないでしょうか?
そんな貴方に私が伝えたいのは、「たとえ準備不足であっても積極的に早期選考を受けてみよう」という事です。
確かに準備不足の状態で選考を受けるのは不安だと思います。
ですがこれまで紹介してきたように、その不安以上に早期内定を獲得出来た場合のメリットが圧倒的に大きいです。
私も初めての早期選考では全然準備が出来ておらず不安な気持ちで一杯でした。
しかしそんな不安を抱えながらも最終的に内定を獲得する事が出来たので、早期選考を受けて本当に良かったと思います。
皆さんも是非チャレンジしてみてください。
早期選考を通じて内定を獲得出来た際の注意点

早期選考を通じて内定を獲得出来たら先ほど紹介したような沢山のメリットを得る事が出来るのですが、一方で注意するべき事もあります。
取り挙げる数は少ないですが、私としては非常に重要な事項だと思っているので、早期選考を受ける前に必ずこちらの内容を確認してください。
1. 内定承諾期間の長さを要確認
早期内定を獲得しても直ぐに内定承諾する必要はありません。
高校や大学の推薦入試のように合格したからといって、その企業に必ず入社しなければならないルールは無いです。
引き続き他の企業の選考を受けたい場合は内定承諾を待ってもらいましょう。
ここで注意しなければならないのは、企業がどれくらい内定承諾を待ってくれるのかという事です。
いわゆる内定承諾期限がどれくらいの長さなのかという事ですね。
特に大企業向けの就活を続けようとしている方は6月まで期限が設けられているかよく確認してください。
もし6月より前に期限が設定されている場合は、早期内定を獲得しても大企業の本選考を受ける前には内定が0社の状態に戻ってしまう可能性があります。
折角内定を獲得したのにこれでは意味が無いですよね。
なので必ず内定承諾期限は確認するようにしましょう。
どうしても期限を伸ばしてもらいたい場合は、企業に理由を説明して交渉してみるのもアリかもしれません。
2. 就活に対する妥協に注意
早期内定を獲得する事で「内定が貰えない不安の解消」に繋がるメリットを紹介しましたね。
ですがこのメリットに関しては、同じくらい気をつけないといけない事もあります。
それは就活に対する緊張感が無くなり、妥協してしまう可能性がある事です。
「内定取れたしこの会社でもう良いかな〜」など思ってしまうと1番危険です。
元々内定を獲得したその会社に1番入社したいと思っていたのであれば、就活を終了させても良いとは思います。
しかし他の企業も受ける予定だった中、早期内定を獲得したからといってその内定先に就職を決めてしまうのは私はあまりお勧めしません。
最後まで全力で選考を受け切った方が社会人になった後も後悔しないと思いますよ。
「あの時最後まで頑張っていればもっと条件面の良い会社で働けたかもしれない」みたいな後悔は凄く勿体無いですからね。
私も早期内定を獲得した直後は、この辛い就活から抜け出せるなら早期内定先にこのまま就職しても良いかなと思う事がありました。
早期選考を受けているわけですから、この企業に入社しても良いと思っていましたからね。
ですが私は先程記載した通り、社会人になってから「やっぱりあの企業も受けておけば良かった」というような後悔をしたくなかったので最後まで就活をやり切る事にしました。
結果的には早期内定先よりも条件面の良い企業から内定を獲得出来たので、最後までやり切って良かったと思います。
もし早期選考に落ちてしまったら?
早期選考を受けるからといって全ての選考で内定を獲得出来る訳ではありません。
選考に落ちてしまう事もあるでしょう。
もしそんな事態になってしまったらどうしようと不安になる方もいると思います。
そんな方へ私が伝えられる事は、「気にしないで次の選考に切り替えよう」という事です。
就活では選考を通過する事よりも落ちる事の方が圧倒的に多いです。
今後本選考が始まれば、更に選考に落ちる経験を沢山積む事になるでしょう。
なので1回1回の落選に大ダメージを受けていたら、中々次に進めません。
勿論選考に落ちたらショックなのは私も就活を経験しているのでよく分かります。
ですがそれでも前を向いて進みましょう。
落選してしまった選考の反省点を洗い出して、次の選考迄に改善させましょう。
このように切り替えて次の選考に挑めれば、今まで以上に内定が獲得出来る確率を高める事が出来ますよ。

選考に落ちた直後は辛いと思うけど大丈夫。次の選考を見据えて頑張っていこう!
まとめ
今回は早期選考を通じた早期内定を獲得する事で得られるメリットについて5つの内容を紹介しました。
ポイントをまとめますと、以下の通りです。
- 内定が貰えない不安の解消
- 志望企業により集中出来る
- 更に難易度の高い企業に挑戦出来る
- 自分の本音ベースで企業を探せる
- 内定の獲得方法が分かる
早期選考で内定を獲得する事は確かに難しいですが、獲得出来た時のメリットが非常に大きいので是非挑戦してみてください!